週末雑感Vol.105 想い続ければ夢は現実になるという話。
生まれてからこの方、100個以上は欲望というものを持ったと思う。
部活でレギュラーになりたい、憧れの大学の受験を成功させたい、
あの娘と付き合いたい。バンドでプロになりたい。
みんなの羨望の的でいたい。
ただ自分が描いた理想と現実には距離があり80%の確率で潰えた夢もある。
でも、思うことはそれって本当に夢だったの?ってこと。
僕はいま7年越しに夢見てたことのスタート地点に立てた。
ただ努力をしたつもりもないし、それに向かって計画を綿密に立ててたわけでもない。
ようやく叶えられそうな夢が現実となり目の前にあるという状況で
ふと、気づいたんです。
今までの夢って、本当にそれって夢だったの?と。
先述の通り、いま目の前にある「現実」というものは
7年間ずっと思い続けていた。いつか叶えたい。現実にしたい。と。
だから毎日考えていたし、頭の片隅から離れることはなかった。
多分自然と手足がその夢を前提として動いてたんだろうと思う。
マーチンルーサーキングのように「私には夢がある」と人に語り、
共感されたり、いいね!と言われたりすることもありつつ、
ダメだね。とか夢物語だと批判されたり、諭されることもあった。
多分自分が見続けてきた夢の中で一番傷ついている夢だと思う。
転がりまわされてカドも多分削られている。
だけど思い続けて、傷だらけにされながらも7年間思い続けていることで
いま目の前に出会いたかった「アイツ」が今目の前にいる。
もしかしたら落とし穴かもしれない、
目の前の「現実」をこれから夢に変える。
まだまだ路の途中である。
しかし7年間という時間を費やしここまで来れた。
そこでようやく気づいたんです。
今まで生きてる中で見てた夢って本当に夢だったのかな?
本当になりたいものって血肉のように近くにいるもんだなと。
いつか裏切られるかもしれない、傷つけられることもあるだろう。
一種覚悟の上で「はじめまして」って話しかけてみる。
それで夢が叶ったら素敵じゃない。
だから皆も自分に問いてもらいたい。
それって本当に夢だったんですか?