週末雑感 Vol.94 LINEとyahoo!に見るポータル会社がECに成功しない理由
LINEとyahoo!
二つの会社の共通点。
ポータルやSNSという立ち位置で
業界圧倒的シェアをとったにも関わらず
物販のカテゴリではイケていない。
LINEモールはメルカリに顧客を奪われ
yahoo!ショッピングは無料化以来ダメ。
流通額は減っていないらしいが、
出店店舗の声は『売れなくなった』という
声が感覚的に非常に多い。
なぜなのか?
1.本業じゃないから
当たり前すぎるが本業じゃないから、
如何に大企業とはいえ人員は少ない?
メルカリや楽天に当然勝てない。
企画一個一個に熱がない。
2.PRが上手いからダメに見えちゃう
メディア企業だから媒体持ってるし、
PRが上手い。ヤフーの無料化を発表した時は
皆が心躍り、夢を見たはずだが実際はモール内に競合が増えて売れなくなった。
あんな派手にやらなきゃこんながっかり感は
なかったはず。
3.心がない(気がする)
楽天やアマゾンはサポートやコンサルをつけて
店舗に対応する。楽天は広告しか言ってこない、アマゾンは神。売れてる店舗にはついてるのかもだが、ヤフーは電話全く繋がらない、メールのレス遅い、管理画面がわかりづらい。
メールでレスすればいいっしょ♩感が見える。
心がない(気がする)
4.ユーザーのリテラシーを見誤ってる
ヤフーやLINEの人はネットリテラシーが
めちゃ高いはずだから店舗の担当者のレベルが
どれくらい低いか見誤ってる。
目測をミスってるので店舗のための企画にならないし、売れる店舗しか対応できなくなり
流通額が減る。もっと人を介在させないと厳しい。
インフラやコンテンツがある程度成熟したので
次は人の手を使って、1000万円前後の店舗を伸ばしていかねばならんと思う。
やはりメールだけではわからないし、
人を介在させて教えてあげないと売れないし
店舗のモチベーションはあがらず、
更に無料だからという理由で放置されちゃうよ。