週末雑感(こじらせたい)

ひねくれた上質な暮らし、キレイな映画、ステキな音楽、忘れられない食事。FOR SHY BOYシャイボーイの遊び心を表現していきます。

週末雑感 Vol. 39 1月17日 あの時僕は10歳だった。


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震源地は言い過ぎですけど
僕はあの時、兵庫県伊丹市に住んでた。



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1995年1月17日 5時46分。

ズシンっ

という縦型の大きな揺れを感じ

そこから

ガタガタ

ガタガタ

ガタガタ

と徐々に大きくなる揺れ。

恐怖から隣に寝てた母に
抱きつくために寝返りを打った。

もしこの寝返りを打たなかったら
僕はもうこの世にはいなかったかも。

振り返ると僕の頭があった場所には
大きなガラス片が刺さってた。

叫ぶ母親、

怒鳴る父親、

誰もが恐怖と焦燥に潰されそうだった。

姉は12歳、僕は10歳。
なにもできない年齢。

避難所にはいかなかったけど

水道からは泥水が出て、

電気は止まり暗闇はロウソク照らす。

ガスなんて使えなくて

まともなメシなんて食えなかった。

自衛隊から水をもらい

1週間は普通ではない生活をすごす。

学校も再開した。
全員揃って登校できたのは
なによりの幸運だった。

伊丹という町には
多くの不幸は生まれなかったみたい。

親父は駅が崩壊してたから
通勤が大変だったみたい。

ある程度落ち着いて
神戸に行く時にトンネルがあって

トンネルを抜けると



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10階はあるだろうマンションが
たくさん倒壊していた。

まるで映画の破壊された街だった。

これは現実なの?

小学生の自分には恐怖心が強すぎた。



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そんな記憶から今日で20年。

ぼくはあの時、10歳だった。